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シンデレラガールズSSその他色々

アイドルマスターシンデレラガールズのSSなどのブログです。他サイトでは見れない物を載せていきます。

プロデューサー 「僕は大槻唯ちゃんと結婚します」


「初めて会ったときは正直、この子大丈夫かなって思ってました。こんな軽いノリで、厳しいアイドル業界でやっていけるのかって」


「…それはいらない心配でした。彼女は厳しいレッスンもよくこなし、またその明るさと人懐っこさで、回りのアイドルたちまで明るい気分にしていきました」


「そして僕も…どんどん彼女に惹かれていきました」


「この感情をいつまでも抱えていくわけにはいかない…そう思った僕は、嫌われるのを覚悟でそれを彼女に明かしました」


「彼女は…それを受け入れてくれたんです!」


「もちろん今はまだ、彼女は夢を追うときです。でもいつか…夢がかなったとき、僕は彼女と一緒になりたいと思っています!」













P「だから千夏さん、唯ちゃんを僕にください!」


相川千夏「ちょっと待って」


P「あぁ、ごめんなさい!唯『さん』を僕にください!」


千夏「言い方の問題じゃないんだけど」


P「マドモワゼルを僕にください!」


千夏「急に私に歩み寄ってきたわね…だから言い方が悪いわけじゃないの」


P「どうしてダメなんですか…」


千夏「いいとかダメとかじゃなくて…そういうことは、ちゃんと親御さんに言わないと」


P「え、でも…千夏さん唯ちゃんの保護者ですよね」


千夏「この場所では私が保護者だけど、あくまで法律的な保護者は親御さんよ」


P「法律がなんですか!五十嵐響子ちゃんを見て下さいよ、あの子15歳なのに本気で担当Pと結婚しそうな感じですよ!?」


千夏「何の話なのそれは…さっきも言ったけど、それなら唯ちゃんの親御さんにお話ししないと」


P「いやだって、唯ちゃんの実家は埼玉ですよね?」


千夏「ええ」


P「そして、千夏さんはすぐ会えますよね?」


千夏「同僚だものね」


P「ほらことわざにあるじゃないですか!『遠くの親戚より近くの他人』って」


千夏「…それで本当に真剣なの?」


P「あとこういうのもありますよね!『立ってる者は親でも使え』って!」


千夏「親じゃないから言ってるのよ」


P「そんなこと言わないでお願いします、お義母さん!」


千夏「…アナタにお義母さんと呼ばれる筋合いはないわ」


P「そんな!なんでそう冷たいことを言うんですか…」


千夏「本当にないからよ、文字通りの意味で」


P「じゃあ何て呼べばいいんですか?フランスかぶれとかですか!?」


千夏 「態度が極端すぎない?」







P「どうしていい返事をくれないんですか!」


P「…いや当然ですね、唯ちゃんを芸能界という安定とは程遠い場所に引っ張り込んだ張本人なんですから」


千夏「そのことについてはむしろ感謝してもしきれないくらいね」


P「良かった…じゃあ唯ちゃんをください!」


千夏「それとこれとは別よ!」









P「そうですよね。確かに、理解してもらうのは難しいかもしれません。いきなりどこの馬の骨か分からない奴に『ください』と言われても困るでしょう」


千夏「結構顔合わせてるけどね」


P「でもこれだけは信じてください!唯ちゃんに対する気持ちは本物なんです!」


千夏「それは…見れば分かるけど」


P「そして僕は!あなたが知らない唯ちゃんの顔だっていっぱい知ってるんですよ!」


P「例えばライブが終わったあと、控室に戻ってきたあとの充実感に満ちた顔…これは保護者であってもなかなか見れるものじゃないですよ」


千夏「それ私もほぼ同じタイミングで見てるけど。もっと言うならステージ脇から控室に戻る間にいち早く見られるわ」


P「うっ…」


千夏「同僚相手に距離の近さで勝負するのはさすがに無謀すぎない?」








P「そっかー、結婚申し込む側と許可出す側の距離が近すぎるのか…そりゃ難しいよな」


P「いや、あきらめるにはまだ早いぞ。幼馴染みと結婚しようとする人たちなんかも条件は同じなんだし」


千夏「…一緒にしないであげて」


P「それに、この結婚の申し込みが成功するのを待ってるのは、俺と唯ちゃんだけじゃないんだから…」


千夏「どういうことかしら?」


P「千夏さんは、『遊佐こずえ』というアイドルはご存知ですか?」


千夏「当然でしょう。…待って、さっきからなんで私が色々なこと知らない前提で話してるの?」


P「そのプロデューサーもね、僕と同じようにアイドルと結婚しようとしてるんですよ」


千夏「…アンナンスタン(ちょっと待って)、こずえちゃんは11歳…よね」


P「そして僕と同じように、保護者である桐野アヤのところに結婚を申し込みに行くつもりなんですよ」


千夏「そしてアヤは保護者で…格闘技やってる…」


P「もし僕が成功すれば、彼にとっても励みになると思うんですよ!どう思いますか?」


千夏「全力で止めてあげなさい」






千夏「とにかく、そうなるとますます認めるわけにはいかなくなったわ」


P「わかりました…こうなったらもう千夏さんには頼みません」


千夏「そうしてくれると助かるわね」


P「何言ってるんですか、まだ父親がいますよ」


千夏「…別に私も母親役ってわけではないのよ」


P「…あれ、そういえば唯ちゃんの父親役って誰だろ…あいさん?」


千夏「急に選び方の方向性が変わったわね」


P「いや真奈美さんっていう手もあるか、それとも…」


千夏「ちょっといいかしら」


P「なんですか」


千夏「父親役って…強いて言うならプロデューサーさんじゃない?」


P「…そうか、そういう視点もあるのか」


P「あれ、そうすると…俺が父親なら唯ちゃんは娘役に…」


千夏「当然そうなるわね」


P「あくまで父親役であって父親ではないにしてもこれは…」


千夏「やっと諦める感じになるのかしらこの分だと」


P「…よし決めた!千夏さん聞いてください」


P「禁断の関係かもしれませんが、僕たち真剣に愛し合っているんです!」


千夏「…どう処理したらいいのこれ」
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[ 2018/01/23 13:07 ] デレマスSS | TB(0) | CM(0)
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